2023年4月12日(水)~13日(木)にかけて、大規模黄砂が日本に飛来する予報がでています。
中国でも過去20年の平均を上回るほどの激しい黄砂が観測されており、来月も発生することが予測されています。
今後も日本への影響が懸念されており、私たちの生活や体にもにも少なからずとも影響が出ることも予測されます。
この記事では、
- 黄砂が飛来すると私たちの生活や体ににどのような影響があるの?
- 大規模黄砂飛来しても大丈夫!自分でできる対策は?
についてご紹介します!
今年最強クラスの黄砂の飛来となりそうです。
外出を控えたいところですが、お仕事や用事で外出しなければならない方もいらっしゃるかと思います!
この記事を読むことで、黄砂が飛来しても快適に過ごすことができるヒントになればと思います。
しっかり対策して、大規模黄砂に備えましょう!
大規模黄砂が日本に飛来!どんな影響がある?
- 視界の悪化
- 洗濯物が汚れてしまう
- 車が汚れる
- 人体への影響
<明日は黄砂が飛来>
— ウェザーニュース (@wni_jp) April 11, 2023
明日12日(水)は、上空の西風に乗って日本列島に黄砂が飛来し、北日本を中心に広範囲で霞んだ空になるおそれがあります。
北日本の日本海側では明らかに霞んだ空になり、車のボンネットやベランダにうっすらと黄砂が積もる可能性があります。https://t.co/RgWFlJ01LN pic.twitter.com/OapV0g3ePZ
黄砂が飛来すると、上記のような影響が予測されます。
どれも本当に困ることばかりですね。
黄砂が飛来することで起きる影響について詳しくご紹介します!
視界の悪化による影響は?
- 黄砂の濃度が高くなった場合、飛行機の離発着に影響がでる
黄砂の濃度が高くなり、視程の距離が2km未満になると、飛行機の離発着に影響が出る可能性があります。
航空機を利用予定がある方は、発着状況は要チェックです!
洗濯物が汚れてしまう
- 洗濯物や布団を外干しすると黄砂が付着し、人体にも影響を与える可能性がある
黄砂が飛来することで、洗濯物や布団を外に干してしまうと黄砂が付着してしまいます。
付着した洗濯物を家の中に持ち込むことになり、人体にも影響を及ぼす恐れがあります。
車が汚れてしまう
- 黄砂が飛来することで、車の窓ガラスやボディーに付着してしまう
黄砂が飛来すると、黄砂特有の細かい粒子の砂が降り積もり、車の窓ガラスやボディーに付着してしまいます。
人体への影響
- くしゃみ、鼻づまり、目のかゆみなどのアレルギー症状
- せき、喘息などの呼吸器系疾患
- 肌荒れやアトピー性皮膚炎などの皮膚疾患
黄砂が飛来することで一番心配なことは、人体への影響ですね!
黄砂は、中国の「ゴビ砂漠」や「黄土高原」などで発生する砂嵐により、数千メートルまで上昇。
その後偏西風に乗り、中国の都市部や工業地帯を通過する際に、化学物質(PM2.5)や金属、微生物の死骸などの有害物質を付着させて、日本に飛来します。
その有害物質は、アレルギー物質も含まれているため、くしゃみや鼻づまりなどのアレルギー症状や喘息などの呼吸器系の症状も引き起こしてしまいます。
それだけではなく、有害物質が付着した黄砂が肌を刺激すると肌荒れやかゆみが引き起こしてしまうことも。
肌のバリア機能が低下し、肌があれてガサガサになったり、かゆみを引き起こしてしまうともあります。
大規模黄砂飛来しても大丈夫!自分でできる対策法は?
- 洗濯物は室内干し
- 車は黄砂が落ち着いてから水洗いする
- 外での激しい運動は避ける
- マスク・メガネの着用
- 目をこすらない
- 化粧下地や日焼け止めをしっかり塗る
- 外出したら手洗い・うがいをする
- 窓をあけない
- 空気清浄機の使用
- アレルギー症状や喘息がある方はなるべく外出を控える

黄砂飛来により予測される影響から、10個の対策法をご紹介しています。
特に外出される方はマスクやメガネを着用し、肌や粘膜に付着しないように対策を行うことが必要です。
またスキンケア対策として、化粧下地や日焼け止めをしっかり塗っておくことで、黄砂による肌刺激を低減することができます。
外出先から帰宅したら手洗い、うがいをしっかり行い、仕事から帰宅したらシャワーを先を浴びるなどして室内に黄砂を持ち込まない工夫を行いましょう!
まとめ
黄砂が日本に飛来することでどのような影響があるのか、また対策方法についてご紹介しました!
黄砂の飛来は避けることができなことです。
でもきちんと対策をとれば、生活や人体への影響を低減することは可能です。
いいことがひとつもない黄砂の飛来ですが、しっかり対策をとり黄砂の季節を乗り切りましょう!
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